あちこちドライブしていると、
ハクモクレンの花のふくらみが目につくようになりました。
春ですね。
小学校では、キャベツの苗をプランターに植え替えました。(写真1)

本来ならば、秋に畑に植えて、冬越しさせるのがよいのですが、
残っていた苗は今頃になって外に出し、育てます。
「理科」がはじまる3年生、まずは昆虫の生態やからだのつくりを調べるために、
キャベツにやってくるモンシロチョウの卵を見つけます。
が、そのモンシロチョウたち、なにも春になって自然発生するというわけではなく、
寒い冬も当然、どこかで命をつないでいるのです。
その貴重な命のひとつが、冬のあいだ、小さな幼虫の形で葉っぱにくっついているの発見していたので
大事に見守っていたのが、ある日こつぜんと見当たらなくなったので不思議に思っていました。
サナギになるなら葉っぱのどこかにぶら下がるだろうと考えていたので
あちこち探したのですが、見つからないので
死んでしまって土にまぎれてしまったかなあーなどと思っているうち、
そのことはすっかり忘れてしまっていたのですが、
昨日。
苗を9ほど、プランターに植えかえ、
苗を置いていたトレーを水道で洗おうとひっくり返した瞬間、
・・・こ、こんなところに。
トレーのはしっこのすきまに、サナギの形になって
ぴったりはりついて、じっと生きながらえていました。(写真2)

このサナギが羽化するころには、本当の春になっているでしょう。
いつチョウになるか、またしばらく観察です。