12日はユーキの誕生日、6歳になった。
6歳の誕生日って、1歳、3歳の誕生日、そして5歳の七五三、に続く大きな節目と感じる日だなあと母親として思う。
春には就学ということもある。
それに、見た目も言うこともずいぶんオトナびていっちょまえ、少年らしくなり、もうこの先起きることや体験することは大きくなっても全部覚えているんだろうなあという意識の確かさがある。
誕生日には、私はユーキのリクエストのチョコレートタルトを作ってお祝いして、プレゼントはパパから「人生ゲーム」をもらってました(笑)。
「人生ゲーム」は某大型オモチャ店でパパと相談して決めたそうだけど、今のユーキはすごろくみたいなゲームが楽しいみたいなのでそれを選んだとのこと。
さっそく家族で遊びましたが、いや、なんというかこれはずいぶん拝金主義?なゲームなんですねえ…。
子どものキョウイクにとっては良いものかどうか…。と思いましたが、まあこれをきっかけに家族でいろいろと話してみるのもいいのかもね。
じいじにはレゴの大きな船と波止場のセットをおねだりして買ってもらったようで、これはずいぶんとぜいたくな誕生日になりましたね。
これは一階に置いておいて、じいじと一緒に楽しく遊んでいるみたいです。
そんなユーキにこの日を機に、母親として願うことを考えたりもしました。
まずは、これからも健やかに育ってほしい。
生まれた頃を思い出し、初心に返ります。そして、やっぱり毎日のご飯やあそびを親としてちゃんとしてやらなくっちゃなんだなあと襟を正すような気持ちになる。
それから時おり見せるあなたのその、キラキラした目を忘れないでほしい。
子どもは美しいもの、すばらしいものに没入する力を本能的に持っていると思うときがある。
でも大人になるとその感覚が曇り、何かそういうものを見つけ出して夢中になるということが難しくなるようだ。
でも、私だってきっとあなたに自分のいきいきとした背中を見せたいし、あなたにもずっとそれを望みたい。



これで、我が家には6歳を筆頭に3歳、0歳と3歳違いの未就学児が3人そろうことになった。
幼稚園の行事などにみな連れて行ったりすると、けっこう珍しがられたりする。
「今がいちばん大変ねえ」なんて言われたりもする。
渦中にいるとそうも実感も持てないものだけど、確かにそうなのかもしれなくて、そしてとっても貴重なあと半年なんだとも思う。
この子ども達のかわいらしいこの時期を、やっぱり大切に、かみしめて過ごそう。