田植え作業をしました♪

withさとか。
写真、早苗とともに、水田をバックで。
笑顔が、いいね!(^^)

こちらの田んぼは、「ふゆみず田んぼ」。
稲の刈り取り後も水を抜かず、池のような状態にしておく。
すると、冬の間、微生物によって稲の根っこの部分が分解され、有機肥料になる。
小さな虫や生き物が住み続け、鳥たちのエサになり、フンをする。
それもまた、良質な肥料となる。
やってくる鳥は、手賀沼のカモ。冬の渡り鳥。大きなシラサギも。


そんなわけで、田植えの時まで代かきひとつしない。
だから、雑草も出る。
けれど、思ったより多くない。
それは、自然の生態系の中で、雑草だけがむやみにはびこるといったことがないから。
さまざまな植物、動物の力のバランスが保たれ、土は力を持っている。


田植えは、荒しろ、代かきと機械で整えられた田んぼで、経験したことがある。
それにくらべると、ここの田んぼの土は、当然かたい。
けれど、それは、「命のない」硬さ、ではない。
何かがうごめいているのを感じる、力強さを思わせる、感触だ。
指で苗をささえ、土に挿した瞬間感じる弾力。
泥の中の無数の生命が、自分自身の命と共鳴して、私に生きる力が注入されてくる。
そんな、感じ。
これは、ほんとに、みんなに体験してほしい…。



いつも説明してくださる、エンドウ先生の、ゆったりとした口調で自然を慈しむように語っているのが感動的です。
と私は思うのだけど、「な、ながい…」というのが毎年聞いている方の常套句のようで。
でも、もちろん、尊敬してそう言われているのでしょうね。