nori-go2014-05-17


カラスノエンドウ、はじける。
部屋で静かに新聞など読んでいたら、どこかで「バチッ!」だか「バサッ!」とかいう音がする。空耳?何かモノが落ちた?と思っていると、また忘れた頃に「パチッ!」。
はっ、と思って、前に集めてあったカラスノエンドウの実を見る。
正体は、これでした。
約2週間前のGW、近所を散歩したとき、子どもたちがすずなりになっていたカラスノエンドウをおもしろがってポケットいっぱいに収穫。
うす緑色でつやつやして新鮮だったカラスノエンドウ、だんだんと黒っぽくなってきたとは思っていたのですが、それがすっかり乾燥して、はじける瞬間だったのです。
フジの実が、春になってパチパチとはじけた、という話は聞いたことがあったのですが、これもまさに同じこと。
サヤのぴったりとくっついていた2枚の皮が、乾ききって合わさっていることにギリギリ耐え切れなくなった瞬間に割れて、それまでまっすぐにピンとしていた皮は、くるくるっとらせん状にねじれた形になる。
おもしろいのは、その瞬間がいくつかのサヤに同じように訪れるということ。
昨日でもなく、今日、いっせいにパチパチ。室内の同じ場所で同じように乾燥してきたわけだから、当然といえばそうかもしれませんが、なんだか不思議な気がします。
またもうひとつ。ジャンプする瞬間が見えました(笑)。
40何年か生きてきて、初めて目にする光景ですが、もしかしたら、スーパーで買ってきたサヤエンドウなんかも、部屋で放っておいて乾かしていたら同じようになるのかな。
Let's try!(^0^)/