白旗の少女

白旗の少女

夏の朝 (福音館創作童話シリーズ)

夏の朝 (福音館創作童話シリーズ)

月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)

月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)

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<70年代から80年代にこどもだったころ>のお話 3選


ふりむいた友だち (きみとぼくの本)

ふりむいた友だち (きみとぼくの本)

『ふりむいた友達』
ハックルベリーブックスの店長さんが、ちょっと前に小学生新聞に書評を書いていたので読んでみる。
「焼却炉」とか私世代にはなつかしい小学生時代の描写も。
今の子にはなじみにくいかなー?と思いかけたが、読み進めるにつれてどんどん引き込まれる。
この本も、今の子ども向けの学園モノにはない筆力がある。娘(小5)も「よかった〜」と言っていた。



びりっかすの神さま (新・子どもの文学)

びりっかすの神さま (新・子どもの文学)

この本の筆力も同上。図書館指導員Oさんご紹介、娘経由、私も読む、よかった。
娘「買って自分の本棚に置きたい!」。
ふだん<軽め>のお話をおもしろがって読んでいるとしても、
こういう本に心動かされるなら、よい子に育っている。


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先生のつうしんぼ (偕成社文庫 (2077))

先生のつうしんぼ (偕成社文庫 (2077))

カイコが話題になっている。
「女の人は恋をすると、機を織りたくなる」のだそうだ。
そういう言い回しがあったのかなあ。
私たちが子どものころの作品で、
その頃の時代のにおいが漂っているのがなんとも良い。この本も今はもうない、古きよき時代を思いおこさせてくれるちょっとした言い回し、文体、構成、ぜんたいが相まってノスタルジックな雰囲気、胸がしめつけられるような。
Mさん、教えてくれてありがとう。
今になってカイコを飼った体験のおかげでいろんな知識を得て、あたらしい感情をかんじて、そしてすてきな本にであえた。
月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)

月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)