少年少女世界文学全集〈第9巻〉八十日間世界一周―国際版 (1977年)

少年少女世界文学全集〈第9巻〉八十日間世界一周―国際版 (1977年)

今、ユウキと一緒に読んでいます。
毎日1章ずつ(だいたい2〜3ページ)読もう、という計画で、
全部で35章あるからひと月強で読めるね、と。

ゆうきにそろそろ長編にチャレンジさせたい。
でも、本のぶあつさに、尻込みしてしまう…。
「ひとりで読めるでしょ」は
禁物のようです。
なので、まずは私が読み聞かせる。
それで
「えっ?次はどうなるの?!」
と目を輝かせはじめたらしめたもの…
今はだんだんと、自分から読みたくなってきたみたいです。


うちにあるバージョンは、私が子どものころ、そうちょうどゆうきと同じ小2の頃
両親が私に与えてくれたものです。
全25巻、海外の少年少女向き名作小説が揃っています。
油絵調の丁寧で素敵な挿絵入りで、箱入り、重くがっしりとしたハードカバー。
今はこういうの流行らないスタイルなんだろうけど、
(よくブックオフで見かけます。)
でも今だって悪くないんじゃないか、と思います。
親子2代、活躍させられたらいいです。


私は当時夢中になって読みました。
「アンクルトムの小屋」
「白い牙」
「愛の四姉妹」…

…悲しいシーンでは、ボロボロひとりで涙をこぼしました。
何度も何度も、好きな本は繰り返し読みました。


ゆーきと私の好みはきっと違うんだろうな。
私は実のところ「八十日間…」は好んで読まなかった。

でもゆーきがまずはじめにタイトルで選んだのがこれだったから、一緒に読み始めた。
そしたら、けっこう面白い。


30年も経って、新たな心境で再会です。