9:00に掲示、のところを30分も前に到着してしまった^^;ら、
まだ人はまばら。
でもどんどん増えていき、私(親)は後ろのほうに下がって待っていた。
そのうち誘導の係の先生?が「奥のほうに詰めてください〜」と何度かアナウンスをするほど
掲示板の前は受験生でいっぱいになり、
いよいよ定刻。
筒状にくるくる丸まっている紙を、開きながら先生方が画びょうでとめていく。
それをのぞきこむようにする受験生たち。
すでに私は息子がどこにいるのかわからなくなって、きょろきょろしてしまったのだけど
前のほうにいたのは確かだったので、じっと見ていると
くるっと振り返って人波をかきわけて、こちらに向かってくる息子を発見。
どんな表情をしているんだろう!?と注視しても、微妙な顔。わらっているのか?がっかりしているのか?
すると、こちらに気づいた息子は、口角を少しだけ上にあげたような表情で、グーの形にした左手を私に見せた。
・・・受かった!?
掲示板からたった数メートルの距離が、長かった(笑)。
「あったよ。」
とそれだけ言うと、書類の提出に急ごうとするので、
「よかったよかった!」
と背中をポンポンとたたいたら、ジーンと涙が出た。
想像していたほど、合格で大きくガッツポーズをしたり、残念な結果に泣き出してしまうような子も見かけなくて、
みんな淡々としているように見えた。
自己採点などで、おおよその結果はそれぞれに把握していたということなんだろうか。
それにしても、帰宅してネットでも発表が見られるということで開いてみると
3倍の倍率だったから受検番号はそうとう飛び飛びで並んでいて、
この中から自分の番号を探して「あった!」「ない・・」を感じるストレスはとても大きなものだったんじゃないかと思う。
じつは私自身、「合格発表を学校の掲示板で見る」という経験を、人生の中で一度もしたことがなかった(高校も大学も推薦であっさり。)ので、
今回の我が子で初体験。こういうドキドキから一転、すごく喜べたことって、たぶん生まれて初めてのことでした。
こんな気持ちを味わわせてくれてありがとう。よくがんばったね。